中国メディア・東方網は6日、「どうして日本におけるバイクの生存状況は、中国とは全く逆なのだろうか その答えは全く思いのよらないものだった」とする記事を掲載した。
記事は、「わが国の大部分の地域ではバイクを禁止する法規が施行されており、バイクに乗る人が減っている。しかし、日本では逆にバイクが非常に喜ばれているのだ」としたうえで、日本でバイクが根強い人気を保っている理由について3つの点を挙げている。
1つめは土地の狭さの問題だ。日本の国土面積は、みんなが大きな自動車を使って出かけるには不十分な広さであり、自動車を購入する際には駐車場所を確保することが原則として義務付けられていると紹介。自宅に停められない場合には高額な料金を払って駐車スペースを借りる必要があるため、自動車の購入を諦めてコンパクトなバイクを購入するケースが多いと説明した。
2つめは、燃費が自動車よりもいいこと。自動車は駐車場代がかかるうえにガソリンなどの燃料代も高額になると指摘。その点、自動車よりも燃費のいいバイクはより多くのコストを節減することができるとしている。そして3つめは、駐車場代や燃料代に加えて、メンテナンスや修理の費用も自動車より安くあがる点を挙げている。また、小回りが利く点も大きなアドバンテージであり、それでいて運転速度も自動車に引けを取らないと伝えた。
記事は最後に、「実際、日本におけるバイクの生存状況が良好なのは、バイクが他の交通手段にはない長所を持っていることを説明しているのである」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
どうして中国ではバイクが淘汰され、日本では大歓迎される真逆の状況が起きるのか=中国メディア
2019-02-07 22:12
