日本車は世界中で高く評価されていて、米国のような先進国からアフリカのような開発途上国まで、発展の度合いにかかわらず広く支持されているが、欧州においては高いシェアを獲得するに至っていない。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、世界で最も発展している国の1つである米国から、中国や東南アジアなどの発展著しい新興国に至るまで、日本車は世界中でその姿を見ることができると指摘し、「世界の市場を制覇したと言っても過言ではない日本車だが、なぜか欧州だけは制覇できていない」と論じる記事を掲載した。

 記事は、タイのように「街中で見かける車のほとんどが日本車」という国もあるほど、日本車は世界中で売れに売れていると指摘。世界最大の自動車市場である中国でもドイツ車、中国車に次いで大きなシェアを獲得しているほか、自動車大国として名高い米国すら「日本車の天下である」と指摘した。

 それにもかかわらず、日本車はなぜか「欧州人からはあまり寵愛を受けていない」とし、これは欧州独特の環境に要因があると主張。欧州は道路が狭い国が多いため、ステーションワゴンのような車が好まれる傾向にあると指摘し、日本車メーカーはこのタイプの車はあまり強くないと強調した。また、日本車は悪路でも走行できる走破性が強みの1つだが、欧州各国ではその強みを発揮できる場がないのも、欧州で支持を得られない要因だと論じた。

 また記事は、欧州はもともと自動車産業が発達している地域であり、多くの自動車メーカーが存在すると指摘。そのため、欧州メーカー以外の自動車メーカーはいずれも欧州で大きなシェアを獲得できていないのが現状だと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)