日本で生活するというのは、外国人にとって居心地が良い一方で、独特の難しさもあるようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本に住んでいる中国人が感じている「日本で直面している恐ろしいこと」を紹介する記事を掲載した。

 この中国人筆者はまず、日本に来て良かったことを紹介。日本人とは距離感を感じていたものの、日本にも面倒見の良い親切な人がいることを知ったそうだ。例えば筆者の住んでいるマンションの管理人がそうで、けがをした時や親が来た時など、進んでおせっかいを焼いてくれたと伝えた。

 しかし、生活していくうえで避けては通れない「恐ろしいこと」もあるという。それは「ごみの分別」だ。最初は、簡単な分別表を見ながら大まかに分けていたというが、きっと筆者はまじめな性格なのだろう。管理人が親切心から渡してくれた、より詳しいごみの分別方法についての中国語の冊子を熟読し、混乱してしまったという。日本在住の中国人の友人に尋ねても、地域ごとに違うと言われ、ある友人の「間違えると返却される」という話に脅かされて「恐ろしく」なってしまい、ごみを出さないようにしばらくは外食していたほどだという。

 筆者が混乱したのは、例えば食品の包装は資源ごみだが、汚れている場合は燃えるごみという場合だ。「汚れているというのはどの程度を言うのか」分からず悩んでしまうという。また、日本ではペットボトルは洗って、ふたと周りの包装を分けて捨てる。ならばびんや缶も周りの紙をはがして捨てるのか、と考え始めるときりがなく、「大好きな魚の缶詰も食べられなくなってしまった」と伝えている。なんと、今では魚の缶詰は旅行に行った時にのみ、ホテルで食べることにしているそうだ。ホテルでは自分で分別する必要がないからだが、筆者の迷走ぶりが伝わってくる。

 筆者は悩むと同時に、ごみの分別そのものは好意的に伝えている。すっかり豊かになった中国ではごみも非常に多く出ており、対策が急務となっている。記事では、挿絵付きで分かりやすい日本の「ごみ分類の冊子」を称賛し、中国にも導入したらどうかと提案している。ごみの分別の細かさには日本人でも頭を悩ませるほどだが、筆者には1人で抱え込まず、おせっかいを焼いてくれる親切な管理人にでも相談して欲しいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)