中国メディア・東方網は1日、「日本から中国にやってきただけで、値段が6倍にも跳ね上がる日系車がある」とする記事を掲載した。紹介されたのは、日本で人気が高く、中国では有名人の間で人気があるというあの車種だ。

 記事は、「トヨタ・アルファードに対する注目度は高い状態が続いており、MPV(多目的車)におけるベンチマークとも称されている」としたうえで、同車は日本では300万円強で購入できるのに対し、中国では112万元(約1800万円)もの値段で売られており、その差が約6倍にもなっていると指摘。しかしそれだけの高値でありながら、中国では供給不足になるほどの売れ行きだと伝えた。

 そして、同車が中国市場で人気を集めた背景として、自動車自身のクオリティの高さに加え、「最も大きいのは、スターたちの御用達になったこと。この層の人気を集めたことでアルファードはさらに多くの注目を浴びることになったと同時に、価格を高く設定する自信もつけた。お金を出してイメージキャラクターを探すまでもなく、高い宣伝効果が得られたのだ」と解説している。

 また、同車は昨年新しいタイプのモデルが登場し、外観には大きな変化がなかったもののインテリアや装備がさらに充実するとともに、動力系統も大きく変更されてさらに魅力が高まったと説明。その分値段も数十万円ほど上昇したと伝えた。

 アルファードは快適な車内空間と安定した走行性能、重厚な見た目により、中国の芸能人や企業のトップなどが移動用の車として愛用するケースが多いという。記事は、「スターたちがこぞって高いお金を払って競うようにアルファードを買う。彼らは本当に他にお金を使う場所がないのかもしれない。実際、中国市場にはほかにも素晴らしいMPVモデルはあるし、そちらの方が断然お買い得なのだが」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)