北海道を舞台にした映画がヒットしたことがきっかけで、中国で北海道ブームが起きたことは記憶に新しい。2008年に公開された映画「非誠勿擾(狙った恋の落とし方。)」は北海道が舞台となったラブコメディで、この映画のヒットによって中国での北海道の知名度がさらに上昇し、大勢の中国人観光客が北海道を訪れることになった。

 映画公開からすでに10年以上が経過したが、中国では今でも北海道の人気は健在だ。美しい雪景色や北海道ならではの美食など、中国人を引きつけ続ける北海道について、中国メディアの今日頭条はこのほど、北海道で美食を堪能した中国人が「あまりにも美味しいものを食べ過ぎて、『舌が肥える』という病気にかかってしまった」と伝える記事を掲載した。

 記事が紹介している中国人は冬の北海道を訪れたようだ。北海道は冬も人気の観光シーズンであるため、航空チケットからホテル料金まで「何から何まで高かった」というが、雪景色は非常に美しく、料理も最高だったという。

 この中国人は北海道に滞在できたのはわずか5日間だけだったというが、それでも温泉や観光地めぐりなど、北海道でしかできないことを堪能できたと満足げだ。しかし、この中国人にとって1つ困ったことが起きたという。それは「舌が肥えてしまって、帰国後の食事が美味しいと感じられなくなった」ということだ。

 北海道で食べた「口の中に素材の甘さが広がる」ような寿司の美味しさが忘れられず、中国に帰国後、あまり食が進まないようになってしまったようだ。北海道滞在中に堪能した美食によって「舌が肥えてしまった」ということなのだろう。中国国内の高級ホテルの食事ですら「北海道の美食には到底かなわない」と感想を述べつつ、中国に帰国してから体重が減ってしまったと綴っている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)