1月24日からの1週間で、サーチナで最も読まれた記事ベスト3は以下の通りだった。

 第1位は、「日本を軽視した国は『大きな代償を払った』、日本軽視は『あまりにも危険』=中国メディア」(公開日:1月11日)。第3週から3週連続での1位になった。中国メディアは、GDPで日本を抜き去り、米国に次ぐ世界第2位の経済大国になったことから、一部の中国人の間で日本を軽視する風潮があることを危惧し、「中国は日本を抜いて世界第2位の経済大国になったとはいえ、日本を決して軽視してはならない」と警鐘を鳴らしている。この記事では、日本は明治維新以降の数十年の間に、隣接する大国である、中国(清国)、ロシア、アメリカと戦い、中国とロシアには勝利していると伝え、日本の底力を侮るなと伝えている。

 第2位は、「一部の中国人は日本を訪れて『特殊な反応を示し、興奮しながら帰国する』=中国メディア」(同:1月24日)。日本を訪れた中国の人々は、その多くが、日本の「清潔さ」に驚くという。中国の都市部のように清掃員が常に清掃活動をしているわけではないのに、街中にゴミが散乱しているわけでもなく、それどころか、ゴミ箱さえ、街中でみつけることが難しいことが話題になる。この記事が取り上げているのは、日本のスーパーマーケットの整然とした販売方法。

 店が清潔であることはいうまでもないが、陳列の仕方が整理整頓され、一つひとつに、キチンと値段がついていることが新鮮に感じられるようだ。中国のスーパー(市場)では、野菜や果物が雑然と山積みにされ、いわゆる量り売りで、店員に値段を尋ねないと価格が分からないことが少なくない。その言い値については値切り交渉をすることが日常的にあるというが、日本のスーパーを体験すると、その清潔さと商品の選びやすさに感心するようだ。

 第3位は、「日本嫌いな中国人ですら、訪日後に『日中の差は圧倒的だった』と語る理由=中国メディア」(同:1月25日)。近年、旅行で訪日する中国人が急速に増えているため、中国国内で「日本体験談」が様々に伝えられ、日常的な日本の姿が広まるとともに、「日本の印象が変わった」という人が増えているようだ。この記事で取り上げているのは、日本の歩行者信号の青を延長するためのボタン。ボタンを押すことによって青信号の時間が延長され、「速やかに道を横断できない高齢者などが安心して道を渡れるようにしている」と感心している。

 このような交通事情に敏感になるのは、中国で急速に進んだ自動車社会の影響で、交通事故が頻発している実態が背景になるようだ。日本の交通事故による死傷者が近年は大幅に減少し、死亡事故の件数は年々減少し過去最少を更新していることも、昨今の中国で話題にのぼりやすい。(写真は、3つの記事のイメージ写真を合成。イメージ写真提供:123RF)