「旅の恥はかき捨て」とはいうものの、できれば楽しい旅の中で必要のない恥はかかないに越したことはない。特に、現地の習慣やマナーに対する不勉強で気まずい思いをするのは避けたいところだ。中国メディア・東方網は30日、「日本に旅行をしたいのであれば、まずこの3点を心得ないと本当に恥ずかしい思いをすることになる」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本は中国人が喜んで旅行に出かける国の1つになっている」としたうえで、日本で恥ずかしい思いをしないためにも予備知識として持っておくべき日本社会の3つの習慣を紹介している。

 まず1つめは、「公共交通機関でむやみやたらと席を譲らない」。中国ではお年寄りや子どもを大切にする文化が深く浸透しており、バスにしろ地下鉄にしろ年配の人がいたら席を譲るのが美徳になっているとする一方で、日本旅行中に同じような場面に遭遇した場合にはくれぐれも席を譲らないほうがいいとした。

 その理由として記事は、「日本では場合によってはこのような行為で人を不愉快にする可能性があるのだ。実例を挙げると、おばあさんが電車に乗り、座っている自分の近くに立った際、席を譲ってあげようとしたところ、元気だからと断られたのだ。その時は本当に気まずい思いをした」と説明している。

 2つめは、「公共の場では静かにすること」。日本人は公共の場において携帯電話をマナーモードにしているケースが多く、仮にマナー設定をせずに電話の着信音が鳴り響いてしまった人は、迷惑をかけたことを周囲に謝罪するのだと伝えた。そして、3つめは、「列に並ぶこと」である。記事は「特に日本では、たとえばバスを待つ人が2人しかいなかったとしても列を作って並ぶのだ」とし、人数の多寡に関係なく「整列すること」が日本では大切であることを伝えた。

 そして、最後に「日本と中国は文化が似ている部分もあるが、異なる部分もたくさんある。日本に行くのであれば、十分に予習をしていくべきだ。そして、外国人に見下されないようにしなければならない」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)