米アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏は生前、大量に購入した同じデザインの服を着まわしていたことは広く知られている。また、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏もジョブズ氏と同様、同じデザインの服を着用し続けている。

 世界有数の資産家であった両名にとって、値段を気にせずにどのような服だって買えるはずなのに、なぜ同じデザインの服を着るという選択をしたのだろうか。

 これは多くの中国人にとっても疑問だったようだが、中国メディアの今日頭条は24日、日本を訪れた中国人の手記として「日本を訪れて初めて、ザッカーバーグ氏が同じデザインの服を着て、ぼろぼろの車に乗り続けるのかが分かった」と伝える記事を掲載した。

 中国人旅行客による「爆買い」という言葉が大きな注目を集めたことがあるが、金銭的に豊かになった中国人は現在、「物質的な豊かさ」を追い求めている段階にあると言える。それだけに、ジョブズ氏やザッカーバーグ氏が莫大な資産を持ちながらも、モノに執着していないように見えるのが不思議に映ったようだ。

 記事は、日本を訪れた中国人が、日本には「ミニマリスト」という言葉があり、必要最低限のモノしか所有せず、モノ以外の幸せを追求する人びとが存在することを知ったと紹介。そして、「社会貢献につながらないことに気をとられたくない」、「何を食べるか、何を着るかということに時間を使いたくない」という理由から、私服にこだわりを見せないザッカーバーグ氏はまさに「ミニマリスト」であることを知ったと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)