日本には上野動物園などでパンダが飼育されているが、日本国内にいるのは中国にレンタル料を支払って「借りている」パンダたちだ。パンダのレンタル料は決して安価ではなく、年間で約1億円ほどと言われている。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、諸外国はなぜ高額な費用を支払ってまでパンダをレンタルしたがるのかと疑問を投げかける記事を掲載し、その理由は「レンタル料の元が取れるだけでなく、それ以上の利益を得られるからだ」と伝えている。

 記事は、パンダは世界で最も価値の高い動物だと伝えつつ、中国からレンタルしようとしても「そう簡単にレンタルできるものではない」とし、レンタル料を支払えば借りれるものでもないと指摘。たとえば、オランダではパンダをレンタルするために巨額の費用を投じてパンダを迎え入れるための施設を建設したと伝え、16年にわたる努力の結果、2017年にようやくパンダが初めてオランダに到着したと紹介した。

 続けて、日本人はオランダ人に比べて、はるか昔からパンダに触れ合ってきたとしつつ、パンダがいるだけで動物園は来園者が増加すると強調。なかにはパンダを一目見るために朝から列に並ぶ日本人もいたほどだと指摘した。また、パンダの経済効果を渇望しているのは日本とオランダだけではなく、スコットランドも同様だとし、パンダをレンタルするためにスコットランドは中国と巨額の貿易契約を結んだほどだと伝えた。

 日本やオランダなどがこれだけパンダに熱をあげるのは、パンダの可愛らしい見た目だけが理由ではなく、中国に年間1億円のレンタル料を支払っても、それ以上の利益と経済効果が見込めるためだと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)