中国メディア・東方網は29日、「日本の配電盤の設計を見たら、そりゃあ中国では漏電もするしヒューズも飛ぶと思った」とする記事を掲載した。

 記事は、家庭や各施設の電気供給の要であり、同時に安全を守る配電盤における日中両国間の違いについて紹介している。まずは、配電ボックスの材質の違いについて言及。「中国の配電ボックスは基本的に鋼板が材料として用いられており、重量があるうえに容易に電気を通してしまう。かたや日本のボックスは絶縁効果のあるプラスチック素材が用いられており、軽いうえに漏電のリスクも回避できるのだ」とした。

 続いては、取り付け方法の違いだ。日本の多くの建物では壁が石膏ボードでできており、壁の表面に配電盤を取り付けて各スイッチと接続することが容易にできるとする一方で、中国は壁の中にはめ込む取り付け方法であるために、必ず最初に壁を大きく開いて配電盤を取り付けなければいけないので面倒だと説明している。

 さらに、配線の仕方にも日本と中国では大きな違いがあると指摘。中国の場合はいくつかのケーブルを1つに束ねて配線をするが、これは日本では「不合格な取り付け方だ」とし、日本では一本一本別々に配線をすることで検査を行いやすくしているうえに、安全性も確保していると伝えている。

 中国のネット上では以前、エアコン室外機の取り付けについても比較し、日本の室外機は中国よりも安全性と耐久性が確保できる設置方法が採用されていると紹介する文章が見られた。中国も「ただ取り付ける」という従来のやり方から、安全をはじめとする様々な面を考慮、配慮した各種設備の設置を重要視し始めているようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)