中国メディア・東方網は30日、サッカーアジアカップに出場している日本代表のGK権田修一選手がポルトガル1部リーグのクラブに移籍することが明らかになり、これで同大会準決勝に出場した日本の先発メンバーが全員「欧州組」になったと報じた。

 記事は、権田選手が所属していたサガン鳥栖が29日、権田選手のポルトガル1部・ポルティモネンセSCへの完全移籍を発表したと紹介。これにより、また1人欧州主要リーグに所属する日本人選手が増えたと伝えた。

 そして、今大会開始時点では日本代表メンバー23人のうち12人が欧州組で、唯一GKのポジションだけは権田選手、東口順昭選手、ダニエル・シュミット選手の3人がいずれも日本国内リーグに所属していたが、権田選手の移籍によって日本代表の主力メンバーは全員欧州クラブ所属という状況を実現したと説明している。

 記事は、現在29歳の権田選手について「16歳の若さでFC東京のU18チーム選手としてトップチームのキャンプに参加し、18歳でトップチーム入り。20歳で正GKのポジションを獲得してクラブをリーグチャンピオンに導いた」と紹介。2012年にはドイツ・シュトゥットガルトやイタリアのエラス・ヴェローナの練習に参加するも、GKというポジションの特殊性もあって、この段階では欧州のサッカー界に加入することはできなかったとした。

 さらにその後16年にはオーストリアのSVホルンに1年間移籍するも期間満了で帰国、その後、欧州で移籍先は見つからず、17年と18年はサガン鳥栖に所属し、特に18年シーズンはチームの失点数をリーグ2位に抑える活躍を見せ、チームMVPに輝いたと紹介している。

 FIFAランクアジア1位のイランに完勝して波に乗る日本代表。決勝のカタール戦も「オール欧州組」の先発で5度目の優勝をもぎ取りに行くのだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)