中国メディア・東方網は28日、「和食」と称される日本料理が人びとの心を深くつかむ理由について紹介する記事を掲載した。

 記事は、「日本の美食文化を体験することも、日本旅行における大きな楽しみだ。さまざまな種類の日本料理に舌鼓を打つことを考えるだけでもよだれが出てくる。東京、大阪、京都、北海道をはじめとする各都市にはそれぞれ有名な日本料理の店があり、みんな日本のグルメの密集地なのだ」と紹介した。

 そして、「和食」と称される日本料理は、日本で誕生し、時間をかけて徐々に発展してきた、日本ならではの特色を持つ料理であると説明。主食は米飯もしくは麺であり、四方を海に囲まれていることから、多くの場合は新鮮な魚介類を主菜や副菜に用いるとした。また、日本料理を作るうえでは色の自然さ、新鮮な味わい、多様な形式、良質な器といった要素が求められ、材料や調理法では特に季節感を大切にすると伝えた。

 さらに、「日本料理は目で楽しむ料理」という言い方について、正確に言えば視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚という五感のすべてを駆使して楽しむものなのであると説明している。

 記事はこのほか、日本料理は必要以上に調味料を添加しないことが奨励されており、材料の新鮮さや材料本来の味を大切にした薄い味付けを好むと紹介。それゆえに主な調理法は生食のほか、煮る、焼く、蒸すといった方法が多く、油を伴った料理というのはとても少ないと伝えた。

 そして最後に「認めざるを得ないのは、現在中国国内で日本料理店が非常に多くなっていて、それが日本料理を愛好する人がますます増えているということだ」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)