日本で生まれたカプセルホテルは、海外にも広がり、国内ではどんどん進化している。今では豪華さを売りにしたものや、女性専用のカプセルホテルもオープンしているようだ。中国メディアの今日頭条は26日、日本のカプセルホテルに泊まったという中国人の経験を紹介。「もう中国の5つ星ホテルには泊まりたくない」と思うほど気に入ってしまったという。

 日本では都市部を中心に増えたカプセルホテルだが、中国ではあまり広まっていないようだ。記事の中国人筆者は、中国では「貧しい人が利用する」というイメージがあって抵抗があるとしている。しかし、日本のカプセルホテルは安くてサービスが行き届いていて、そのうえ立地が良いので旅行などに便利だと称賛。「中国の5つ星ホテルよりも」サービスが行き届いていると絶賛している。

 では、どんなところにサービスの良さを感じるのだろうか。筆者は、フロントでは英語でも対応してくれると紹介。さらに、狭いイメージとは裏腹に、ロビーは天井が高くて広く、開放感を感じたと紹介している。写真を見ると、ゆったりとしたスペースに談話や仕事ができるテーブルと椅子、そしてピアノまであるのがわかる。

 肝心の部屋はどうだろうか。スペースはベッド1台分だけと狭いものの、必要なものが全部揃っていたと紹介。イヤホンやバスタオル、ナイトウェアにテレビ、電源とUSBポートなどがあり、照明と温度は枕元で調節することができ、騒音の心配も、このホテルではカーテンではなく扉で仕切られていたため全く気にならなかったと振り返っている。

 さらに、「日本人が重視する」風呂も完備。シャワー室と大浴場があり、1日の疲れを取ることができる。ほかにもコインランドリーや仕切り付きの洗面所があって、使い捨てのアメニティも揃っているので、まさに至れり尽くせりだ。そのうえ、朝食付きだったこともポイントを上げたようだ。しかも価格は、日本のホテルの平均からすると非常に安い。

 最近中国では、5つ星ホテルですら室内清掃において使用済みタオルでコップを拭くなどの問題行動が暴露されており、「国内のホテルは5つ星でももう泊まれない」と感じたのも理解できる。やはり日本のホテルは、カプセルホテルであっても中国よりもレベルが高いといえるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)