中国メディア・東方網は27日、「どうして日本では交通事故が少ないのか、理由はとてもシンプルだが、中国では難しい」とする記事を掲載した。

 記事は、「われわれの日常生活において、交通事故に関するニュースは毎日のように見たり聞いたりする。交通事故はもはや人類の自然死以外で最も多い死因になっているのだ」とする一方で、日本では昨年の交通事項死亡者数が1948年以降で最も少ない3532人となり、世界的にも交通事故による死亡率が低い国の1つになっていると紹介。「その理由はどこにあるのだろうか」とした。

 そして、理由はとても簡単だとしたうえで、最大の要因は日本の交通法規が違法行為に対して厳しい処分を科すよう設定されていることを挙げた。その例として、中国では罰金が3500円程度の信号無視が、日本では2万円以上の反則金を支払い、場合によっては講習も受けなければならないとしたほか、歩行者に対してみだりに警笛を鳴らしたり、他の交通を妨害する場合にハイビームを点灯させたりした場合にも反則金が科されると紹介している。

 また、飲酒運転による悲惨な事故が後を絶たないことから酒気帯び運転や酒酔い運転に対する罰則が非常に厳しくなっており、悪質な場合は長期間の懲役刑や巨額の罰金が科されるほか、最大で10年間新たに免許を取得することができないと指摘。「このため、日本で生活するには、先々のことを十分に考えて行動しなければならない」と伝えた。

 さらに、日本では自分勝手な車線変更が禁止されているほか、歩行者優先でありながらも歩行者はみだりに車道を歩いてはいけないとされていることを紹介。「このような制度を設けるためには、国民のモラルや安全意識も高めなければならないのだ」とした。そして、間もなく迎える春節を前に、改めて交通安全に対する意識を確認するよう呼びかけている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)