中国では日本と違って弁当を持参する習慣はない。多くの中国人が冷めた料理を食べることを嫌うことが原因の一因となっていると思われる。それゆえ、日本では多くの人が昼食に弁当を食べることを聞いて驚く中国人は多い。

 中国メディアの今日頭条は24日、「日本人の弁当はただご飯を持参するだけではなかった」と論じる記事を掲載し、中国人にとって馴染みのない「弁当文化」として、日本人がどのような弁当を食べているのかを紹介している。

 まず記事は、日本人にとって弁当は単に腹を満たすだけのものではなく、見た目や盛り付けにもこだわっていると紹介。それゆえ、作るのに多くの時間がかかり、まるで「一種の芸術品のようだ」と伝えている。続けて、日本人が冷たくなった弁当を食べる理由について、「日本では温めなおすと食物本来の味が変わってしまう」と考えられていることや、「温めた弁当は湯気が出るため、臭いが周りに伝わり迷惑となってしまう」ゆえに、日本人は冷たい弁当を食べることを厭わないと伝えた。

 他にも記事は、日本では親が子供の弁当をデコレートすることが流行していて、子ども達は母親の作ってくれた弁当を見せ合いっこして、弁当の出来を競うこともあると紹介している。実際、手作り弁当をSNSにアップする人は多いのではないだろうか。

 中国では弁当を持って学校や会社に行く習慣はない。給食がない学校では子ども達は昼になると一度家に帰り、自宅で昼食を取る。大人であっても自宅で食べたり、外食するのが一般的だ。すべての日本人が冷たくなった弁当を食べているわけではないが、冷めた料理を食べる習慣のない中国人からしたら、日本の弁当の文化は非常に驚くことのようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)