中国では保護者が子どもを学校に送り届けることが一般的となっている。それゆえ、日本では子どもたちが自分の足で登下校することに驚く中国人は多い。中国メディアの今日頭条は23日、「日本の子ども達はなぜ自分達で登下校するのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、中国との違いについて伝えている。

 日本では小学生の子ども達が保護者に付き添ってもらうことなく登下校している様子を見ることができる。都市部ではバスや地下鉄などの公共交通機関を利用して、自宅から遠く離れた場所にある学校に通う子どもも少なくない。こうした光景を見た中国人は自国との違いに大きな衝撃を受けるようだ。

 記事は、「日本では子どもが幼い頃から自立することを教育している」と紹介し、子ども達に家事をさせたり、自分の部屋を自分で片付けさせると紹介。これは裕福な家庭であっても例外ではなく、日本人は幼い頃から「子どもの自立」を重視しているため、保護者が子どもの登下校に付き添うことは一般的ではないと指摘した。

 一方、中国では親や保護者が子ども達を学校へ送り迎えすることに始まり、子が成長しても仕事や結婚の世話まですることが一般的であるため、子どもたちは大人になりきれない「巨嬰(巨大な赤ちゃん)」となってしまうと伝えた。近年ではこうした「巨嬰」と呼ばれる人たちが社会に馴染めずに、問題行動を頻繁に起こすことが報道され、問題となっている。

 中国で子どもを学校へ送り迎えする背後には「子どもが誘拐されてしまう危険性がある」のも事実なのだが、過保護に育てられすぎて、非常にわがままな大人へと成長してしまっているのが現状だ。日本と中国では子どもたちを取り巻く環境はそれぞれ異なっているものの、子どもが自立した大人に成長できるような教育を親や保護者は行っていくべきだだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)