近年、中国の富裕層を中心に外国へ移民する人が増えている。日本へ移民する中国人も少なくないが、中国メディアの今日頭条は23日、「日本に対する認識が『旅行客の同程度』であるなら日本に移住しないほうが良い」という主題の記事を掲載し、日本への移民を考えている中国人に日本について紹介している。

 記事はまず、多くの中国人は日本について「食の安全が確保されていて、進んだ医療を受けることができ、自然環境や治安も非常に優れた国である」と伝え聞いていて、チャンスがあれば日本へ移住したいと考えている人は少なくないと主張。だが、日本に移民する場合には「それなりの犠牲を払う必要がある」と主張した。

 続けて、日本では中国と違って「日常的に様々な規則に従う必要がある」ことを強調。たとえば、日本では「ゴミの分別」が非常に細かく分類されていて、飲み物は入っていたペットボトルですら、容器とキャップとラベルを分別して捨てなくてはならないと強調したほか、明文化されていないルールや暗黙の了解も多く存在するため、規則を守れない人は日本に移民すべきではないとした。

 さらに、日本では日々の生活から来るストレスが大きいと伝えている。日本のサービス業では接客態度がすばらしいが、これは社会全体の要求水準が高いからであって、日本で暮らす場合は自分が「日本社会の要求水準にあわせる必要が出てくる」と伝え、この生活は中国人にとってはストレスとなると伝えた。

 国や地域が変われば生活習慣や文化は違ってくるものだ。記事で紹介されていた文化や習慣の面で犠牲を払わなければならないことに加え、ビザや永住許可を取得するにも厳しい条件があるゆえ、中国人が移民として日本で生活するのは簡単なことではない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)