1月17日からの1週間で、サーチナで最も読まれた記事ベスト3は以下の通りだった。

 第1位は、「日本を軽視した国は『大きな代償を払った』、日本軽視は『あまりにも危険』=中国メディア」(公開日:1月11日)。第3週に続いて2週連続での1位になった。明治維新以降、日本は、日清戦争、日露戦争に勝利をおさめ、太平洋戦争では米国とも戦うなど、わずか数十年の間に太平洋の両岸にある世界で最大最強の国々と戦ったという歴史がある。中国メディアは、「過去の教訓を忘れ、何を根拠にしているのかわからないが、日本を軽視する風潮がある」と主張し、中国は日本を抜いて世界第2位の経済大国になったとはいえ、日本を決して軽視してはならないと警鐘を鳴らしている。

 第2位は、「日本で暮らす中国人の悩み『わが子が自分を中国人と認めない・・・』=中国メディア」(同:1月15日)。日本で暮らす中国人の数は2018年6月時点で74万1656人に達した。中には、中国人同士が日本で結婚し、子どもをもうけて育てている人もいる。中国人の夫婦から生まれた子どもは中国人だが、日本で生まれて、日本で育っている子どもは、自分のことを中国人と自覚しないのだという。

 中国で生まれ育ち、日本にやってきた両親は、自分たちの子どもの将来を考えた時に、経済の成長率が高い中国で就職し、家庭を持った方が豊かな生活を送ることができるのではないかと考えるそうだ。しかし、子どもは中国語を覚えようともせず、「日本の方が良い」と日本人のような考え方を変えようとしないことが悩みになっているという。

 このような悩みは、外国で暮らす人たちには、誰もが向かい合う問題といえるだろう。中国人夫婦が日本で生んで日本で育てた子どもと同じことが、日本人夫婦が中国やアメリカで生んで育てた子どもにも表れるだろう。「生まれ育ったところが故郷だ」ということでもあるのだろうし、また、民族としてのアイデンティティを伝えたいと思うことも自然な感情だと思う。できれば、国家間の関係が良好で、互いに気持ちよく行き来できるような世界であってほしい。

 第3位は、「韓国の高速鉄道「KTX」に乗ってみた! サービスは良かったが「ガラガラだった」=中国」(同:1月20日)。急速に発展した高速鉄道は中国人の誇りなので、それと比較される日本の新幹線は、何かと比較の対象となるが、この記事では、韓国の高速鉄道の様子をレポートしている。記事の筆者は、「KTXでは車内で軽食やミネラルウォーターが無料で配られると伝えたほか、やはり無料のWi-Fiサービスもあって便利だった」と、概ねそのサービス内容には満足しているようだが、実際に韓国を訪れてみた結果、「韓国から中国人旅行者が消えている」という現実に強い印象を受けたようだ。(写真は、3つの記事のイメージ写真を合成。イメージ写真提供:123RF)