日本は既に年が明けているが、今も生活で旧暦が使われている中国では2019年は2月5日が新年(春節)となる。1週間の連休を利用して今年もたくさんの中国人観光客が日本を訪れることが予想されるが、中国メディアの今日頭条は20日、日本を訪れた中国人の手記として「自ら感じた日本の実態」を伝える記事を掲載した。

 中国で生活していても、最近はメディアやSNSを通じて断片的に日本の情報を手に入れられるようになった。日本を訪れて中国人観光客が受ける印象は人によって異なるだろうが、中国人観光客は日本を訪れると日本人の生活にもひときわ関心を寄せるようだ。

 記事は、ある中国人が「日本で個人的に関心を寄せたことのうち、自ら感じた日本の実態」をいくつか紹介している。まず日本は建設技術のレベルが高いと指摘し、高速道路や橋、飛行場などを見ても「ケチをつけるところが見当たらない」と主張した。

 中国では急速な都市開発が進められているが、「おから工事」と呼ばれる手抜き工事がはびこっていて、品質の悪い道路やビルが数多く存在すると言われる。それゆえ、中国人が訪日すると「日本では不都合を感じるような欠陥に一つも出くわさない」というのは驚きであるようだ。

 他には、今も中国人に人気のある日本製のカメラを購入する際、「中国でも販売されている同じ商品が、日本の専門店では中国国内より高い値段で売られている」ことに驚いた様子。店員に尋ねたところ、「同じ商品でも日本国内の工場で組み立てられているゆえに、より品質が高く値段も高い」という説明を受け、精密機器の分野において日本が高い技術を持っていると感じたようだ。

 この他にも個人的な視点で日本人の生活を関して観察しているが、こうしてみると日本を訪れる中国人観光客は観光を楽しむ一方で、日本人の生活にも関心の目を向け、徐々に理解を深めていることがわかる。このように日中の距離が個人レベルでも近づくことは、相互理解という点で喜ばしいことだと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)