日本を初めて訪れた中国人にとって、日本で触れたり見たりするものの全てが新鮮に映るようだが、特に印象に残るのは「日本の製品やサービスは使用する人の立場になって考えられた設計や仕様になっていること」なのだという。中国メディアの捜狐は17日、「訪日客が感動する日本の施設」という主題の記事を掲載し、「非常に細かい点まで考えられている」と称賛している。

 記事は、サービスは国のソフト面の実力を測るものとなるが、各施設の設計からは「その国の『人に対する配慮』を図り知ることができる」と主張した。では、日本で施設からはどのような「配慮」を実感することができるのだろうか。

 記事は、まず「コンビニ」を挙げ、日本のコンビニは「感動すら覚える」と紹介している。中国語でコンビニは「便利店」と表記するが、日本のコンビニこそが「便利店」であることを強調、日用品から各種チケット、公共料金の支払いや荷物の発送まで、ありとあらゆるサービスを提供していると紹介した。さらに、日本のコンビニにはレジ近くに「洗面台」が設置してあるところがあり、食べ物を購入後すぐに食べたい人や、お金を触ってすぐに手を洗いたい人がすぐに手を洗うことができるような配慮がなされていると伝えた。

 続けて、「公衆トイレ」を挙げ、日本の公衆トイレの個室には、子どもを座らせておくための椅子が設置してあり、椅子の脇には荷物を置いておくための棚まであると伝え、使用者が「あったら便利なのに」と考えるものが全て存在すると指摘、やはり「非常に感動する」と伝えている。

 他にも記事は、電車や地下鉄の駅に設置されている「コインロッカー」は地元の人だけでなく旅行客にとっても非常に便利であることや、階段に設置してある「子供用の手すり」は、手すりが本当に必要な子供のことをよく考えている証拠であると称賛し、「日本社会は非常に細かい点に至るまで考えられている」と伝えた。

 では、中国ではどのような状況が見られるのだろうか。日本と同じように「コンビニ」、「公衆トイレ」、「階段の手すり」は設置されているが、壊れていたり使用しづらかったりするのが現状で、使用者の立場になって設計されてはいない。また、「コインロッカー」に関しては設置されていないので非常に不便だ。今後、中国ではソフト面での発展も期待されていると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)