13億人を超える人口の中国は56の民族による多民族国家だ。もっとも人口が多いのは人口の92%を占める漢民族で、漢民族以外は少数民族とされている。これだけ多くの民族が1つの国で暮らすうえでは様々なトラブルもつきもので、実際に中国でも民族間の衝突などがないわけではない。

 中国メディアの今日頭条は23日、日本も単一民族国家ではないことを指摘しつつ、日本は数多くの「島」で構成される国であるのに「独立運動がないのはなぜなのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、世界の歴史を紐解けば「複数の島で構成された国や、領土が分散された国は国家としての安定を保つのに苦労するケースが多く見られた」と伝え、インドネシアやフィリピン、英国などの島国では国家分裂や独立運動が実際に存在したと指摘。一方、日本も本州・四国・北海道・九州・沖縄を中心に、数多くの島から構成されており、「独立運動が起きやすい領土構成」であるにもかかわらず、基本的に独立運動は存在しないことを指摘した。

 続けて、日本で独立運動が見られない背景について、日本は完全なる単一民族国家ではないが、国民の多くが大和民族だと伝え、英国のように民族間の文化的差異が大きくないと指摘。これが日本の国家としての安定をもたらしていると論じた。

 さらに、日本の領土では本州がもっとも大きく、もっとも人口が多いが、その本州が安定しているため、それ以外の島では独立運動を起こしようがないと主張。「日本も内部では議論や騒動が皆無ではないだろうが、それでも日本から独立したり、分離したりする動きが見られなかったのは、こうした理由によるものだ」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)