2019年4月から、改正出入国管理法が施行されるため、今後は外国人労働者の増加が見込まれる。今でも、すでにコンビニなどではアルバイトの外国人労働者をよく見かけるが、彼らは日本の職場環境をどう感じているのだろうか。中国メディアの今日頭条は21日、中国人留学生の視点から見た「日本の居酒屋でのアルバイト」を紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は交換留学生で、1年間という日本の滞在期間中に社会経験を積むためアルバイトを初めて1カ月あまり経つそうだ。初めて社会に出て働く外国人労働者としての立場から、アルバイトを通じて感じたことを紹介している。

 筆者はまず、最初に気が付いたこととして、「同僚が皆若い」と紹介。居酒屋という職種ゆえかもしれないが、筆者と同年代が多く、高校生までいたと驚いている。受験戦争の激しい中国では、進学を目指す高校生はアルバイトしている暇がないので驚いたのかもしれない。若い同僚が、小遣いや生活費を自分で稼いで独立していることに感心し、バイトでお金を稼くのは、恥ずかしいことではないとも思ったという。

 職場環境については、良い同僚に恵まれたようで、日本語があまりできない筆者に対してゆっくりと話してくれたり、英語でコミュニケーションを取ってくれたり、時間があれば日本語を教えてくれたりと、皆が良くしてくれると伝えている。教育係の先輩も親切に教えてくれ、担当外の仕事でも自ら率先して手伝うような勤勉な人物だと尊敬を込めて紹介している。

 さらに、同僚からは日本人の国民性も学んだという。「あらゆるところに日本人のまじめさが感じられる」と紹介。一見普通のサラダでも、食材の組み合わせや量を考えてメニューが作られていて、いい加減さが全くないと伝えた。この会社では、アルバイトでもオリエンテーションと研修があり、メインのメニューをすべて試食・試作をさせてくれるほどきちんと教えてもらえたことや、研修期間中でも正規の給料が出たとも紹介している。

 もっとも、日本の会社といっても職場環境はさまざまだ。筆者にとってこの職場は人間関係でも新人教育の面からも働きやすい職場だったのだろう。この先、外国人労働者の受け入れを拡大するにあたり、筆者の職場のような外国人も働きやすい職場環境作りが必要になると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)