中国メディア・網易は20日、「日本の清潔の背後には、だれの功労がある? わが国がごみの輸入を止めたら、その『原形』が現れ始めたぞ」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本という国について語れば、多くの人がきっと街の清潔さに深い印象を持っていることだろう」とする一方で、少し前に日本を訪れた中国人観光客が、ごみの散乱した街の光景を撮影してネット上に公開したところ、多くの中国ネットユーザーが注目するとともに、日本のネットユーザーからは、「日本の街が汚れるのは、みんな中国を含めた外国人観光客によるものだ」との反発が出たとした。

 そのうえで、「現在、われわれ中国人はますます環境保護問題を重視するようになっている」とし、中国政府が昨年1月より日本を含めた海外からのプラスチックごみの輸入を停止していることを紹介。「かつて、日本の大部分のごみはわが国に運ばれ、国内で処理されていた。しかし今、わが国は日本のごみ輸入を禁止しており、これにより日本の国民は慌て始めているのだ」と伝えている。

 そして、「輸出先」を失ったことで、日本の日常生活で発生したプラスチックなどのごみ類は行き場を失って日本国内にどんどん堆積されており、日常生活にも困難を来し始めているとし、「今後も清潔な日本の国際イメージを保つには、手立てを打たなければいけない。誰のおかげでそのイメージを維持できていたのか。今、中国がその支援を止めたことで彼らはその原形を露呈し始めているのである」と論じた。

 「日本の環境がきれいだったのは、中国のおかげ」と結論付けるのはあまりにも単純すぎる。ただ、日本で消費された廃プラスチックがこれまで大量に中国に送り込まれていたのも事実であり、中国がその輸入を停止したことで新たなプラスチックごみの「やり場」を模索しているとの指摘も間違いとは言えない。日本がこれからも「クリーンな国」であり続けるためにどうしたらいいか、真剣に議論する必要がある。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)