1月10日からの1週間で、サーチナで最も読まれた記事ベスト3は以下の通りだった。

 第1位は、「日本を軽視した国は『大きな代償を払った』、日本軽視は『あまりにも危険』=中国メディア」(公開日:1月11日)。中国メディアが報じた「歴史上、日本を軽視した国はいずれも大きな代償を払うことになった」という記事の紹介。大きな代償を払った例として紹介されているのは、日清戦争で、当時「アジア最大の艦隊」を擁していた清国が日本に手痛く敗れたこと。また、日露戦争でのロシア。急速に経済発展した中国には、「もはや日本は恐れるに足らず」という見方もあるようで、中国メディアとしては、この見方に対し、警鐘を鳴らしたかったようだ。

 このような過去の事例だけでなく、現在の日本の実力を示す事例として、ノーベル賞受賞者の数や幼児教育の質の高さ、行き届いた医療サービス、街中にゴミが散乱していない清潔さ、便利な公衆トイレなどが良く引き合いに出され、「日本からは、依然として学ぶべき点が多い」というのが昨今の日本に対する見方の傾向になっている。

 第2位は、「日本人が中国人についてこんなふうに思ってたなんて! 『想像と違った』=中国メディア」(同:1月10日)。記事は、南京出身の中国人留学生が日本の大学生に対し、南京大虐殺について語り聞かせたところ、その大学生は、ひたすら日本人の行為に対して頭を下げて謝ったことが印象深かったということを伝えている。イメージ写真は、南京大虐殺記念館にあるレリーフの一つで、同記念館では日本軍によって30万人が犠牲になったと伝え、その規模については日中間で依然として議論がある。また、同記念館で展示されている展示物についても南京事件の関係について決着していない議論がある。ただ、中国国内においては、歴史的な出来事として南京大虐殺を学校等で教え、その結果、日本人のことを残虐で恐ろしい民族と思い込んでいる人もいるという。

 第3位は、「日系車のエンジンを、外国車のように簡単に分解修理させてはいけない理由=中国メディア」(同:1月10日)。中国国内で人気のある「外車」は、第一にドイツ車ということになっているが、日本車もドイツ車とトップを争うほどの人気になっている。ともに、中国の国産車メーカーが到達できない水準の高い技術力があることが人気の背景になっているが、その技術力には性格の違いがあるということを伝えている。ドイツ車は、エンジンを分解してのメンテナンスが当たり前になっているが、日本車のエンジンは精緻に作られていることから、分解すると2度と元の状態に戻すことができなくなると伝えている。(写真は、3つの記事のイメージ写真を合成。イメージ写真提供:123RF)