人口の多い中国は日本以上の競争社会、学歴社会となっていて、安定した生活を望むならば大学を卒業することが必須と言える状況となっている。自分のスキルや付加価値を高めるために、海外に留学する学生も多く、日本を留学先として選ぶ中国人も多いという。

 中国メディアの一点資訊は9日、「日本への留学でどのような体験が出来るのか」という主題の記事を掲載し、日本への留学経験がある中国人学生の手記を紹介した。日本と中国では大学生をめぐる環境に大きな違いがあるが、「非常に良い経験ができる」と伝えている。

 記事は、日本へ留学を考えているのであれば、まず日本人に対する偏見をなくすことが必要だと紹介している。日本人に対する偏見がなくなれば、日本人は中国人と同じ人種で、日本の街には漢字で表記されているものがほとんどであるゆえ、まるで「香港」にいるような感覚で暮らすことができると伝えている。

 では、実際に日本の大学に留学することになった場合、どのような体験をすることになるのだろうか。記事は、まず自分の受けたい講義を選び、自分で時間割を作成して単位を取ることになると紹介しつつ、一般的には大学2年もしくは3年になると学生は「ゼミ」に通って勉強し、論文を提出することになるが、「これは外国人だから」という理由で免除されることはないと伝えている。

 また、日本の大学と中国の大学の大きな違いの1つとして「サークル」活動を挙げたほか、毎年秋には多くの大学で「学園祭」が開催されることを紹介し、仲間との楽しい時間も過ごすことができるのが日本の大学だと伝えた。

 日本に留学している外国人学生のうち、国籍別に見ると中国人が最多となっている。留学生の受け入れを通じて、親日の中国人が増えることは日中関係にとって有益なことであり、今後日中関係が良くなればさらに留学生も増えることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)