中国メディア・騰訊体育は17日、サッカーアジアカップで韓国にいいところなく敗れた中国代表について、日本のサッカー記者から「中国代表は韓国代表に対して劣等感を持っている」との評価が飛び出したと報じた。

 16日に行われた同大会のグループリーグC組第3節で、中国は韓国に0-2とシャットアウトされた。記事は、この試合会場に多くの日本メディア関係者が駆けつけ、試合の行方に注目していたと紹介する一方で、ある日本のサッカー記者が結果について「予想どおり」と語ったことを伝えた。

 そして、この記者が「実力では韓国が中国より一枚上。個々の実力では中国の選手もいいものを持っているが、全体的な戦い方が相手よりも劣っていた。勝負勘が弱く、試合の流れをコントロールできない」と中国代表について厳しく評するとともに、「韓国代表の前に、劣等感を覚えているようだった」と断じたことを紹介している。

 また、日本代表の試合ではない日韓戦に注目した理由を尋ねたところ、この記者は「韓国代表のプレーがとても気になるので。日本にとっては韓国がアジアにおける最大のライバル」と語るとともに、「今日の試合では中国選手のプレーは目に入らなかった。韓国の選手だけを見に来た。ソン・フンミンを主とする攻撃陣の動きは目を見張るものがあった」と率直に打ち明けたと伝えた。

 中国代表にとってみれば、この日本のサッカー記者による評価は情け容赦のない厳しいものといえそうだ。一方で中国のネットユーザーは「実に客観的な見方だ。口先だけで『恐韓症』はないとっても意味がない。ピッチの動きを見れば一目瞭然だ」「中国代表は平均年齢は高いけれど、実力や試合経験の点で未成熟なチーム」「多少は鼻につく物言いではあるが、確かにこの人は中国サッカーのことを理解している」など、概ね肯定的な感想を残している。

 2年前のワールドカップロシア大会アジア3次予選で韓国に1-0で勝利し、長きにわたる連敗を止めて「恐韓症」を克服したといわれる中国代表。しかし、長年しみついてしまった「恐韓症」はそう簡単には拭い去れないようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)