日本で使用されている漢字は中国から伝えられたものであるゆえに、日本語を話せない中国人でも日本語を見れば漢字から大まかな意味を理解することができる。だが、日本と中国では同じ漢字を使用していても、意味が異なる単語が多々あるため注意が必要だ。

 中国メディアの捜狐はこのほど、「日本では気軽に『愛人』という言葉を使ってはいけない」という主題の記事を掲載し、日本語と中国語では「愛人」という単語の意味が大きく違うことを伝えつつ、日本では「私を愛人にしてください」と気軽に言うことのないように読者に注意喚起した。

 中国語で「愛人」という単語は「配偶者」を指す言葉であり、夫でも妻でも配偶者はいずれも「愛人」と呼ぶ。記事は、日本語の「愛人」とは結婚している人にとっての恋愛関係にある人という意味であり、浮気相手を指して用いられる言葉であると紹介し、日本で「愛人」という言葉を気軽に用いてはいけないと伝えた。

 さらに記事は、中国語では「妻」のことを指す言葉として「妻子」と単語が使われるが、日本語で「妻子」と言えば「妻と子供」のことを指す言葉であるゆえ、間違って使えば笑われてしまうと注意喚起した。

 このほかにも日本語と中国語で同じ漢字を使用していても意味の異なっている言葉はたくさんある。たとえば「手紙」という言葉は中国では「トイレットペーパー」を指す単語だ。中国ではすべてが漢字で表記されているゆえ、日本人も漢字で大まかな意味は理解したり、推測したりできるだろうが、同じ漢字でも意味の異なるものが多数存在していることを頭の片隅に入れておくことも忘れないで欲しい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)