中国の自動車市場で日系車は2018年、シェアを伸ばして18.75%に達した。これは約4割を占める中国自主ブランド車と約2割を占める独系に次いで3番目に多い数字である。中国メディアの一点資訊は15日、車をよく分かっている人は日系車を買い、分からない人がドイツ車を買うが、本当に分かっている人は「これ」を買うとする記事を掲載した。

 記事によると、中国では自動車保有率が7人に1台の割合になっているという。なかでも海外メーカーが人気で、「ミドルエンドとハイエンドは海外メーカーの天下」となっている中国の自動車市場だが、では海外メーカーで人気なのはどこだろうか。

 記事は、「日系とドイツ系」が2大人気を誇っていると紹介。中国人にドイツ車が人気なのはひとえに「ブランド力」のおかげだと分析している。ドイツ車は、オイル上がりやオイル下がりが頻繁に発生し、トランスミッションからひどい異音があると主張する一方、これだけ売れているのはブランド力に他ならないとしている。

 その点、日系車は「本当に素晴らしい」と称賛。本来ならもっと評価されてしかるべきだが、歴史問題ゆえに感情的な点からその良さが十分に理解されていないという。そのため、中国では「車を分かっている人は日系を買い、分かっていない人がドイツ系を買う」と言われていると紹介した。

 そのうえで記事は、「本当に車が分かっている人」が選ぶ車を紹介。その1つは「マツダ車」だ。車の外観は業界一で、最高の技術を使用しており、独特のエンジンを使用していて、しかも、価格が手ごろだと手放しで絶賛した。ただ、モデルが少ないため選択の幅が狭く、中国での販売台数は少ないと残念そうに伝えた。さらに「コアな人気」を誇っているお薦めの車種として「レクサス」を紹介。ただ、レクサスは完全輸入となるため、台数が限られており、「買いたいと思ってもなかなか手に入らない」のが難点だとした。

 マツダとレクサスを買う人こそ「本当に車が分かる人」というのは、記事の筆者の独断と偏見のように思えるが、実際、日系車の販売台数は着実に伸びており、筆者の言うような「車が分かる人」が増えているといえるだろう。中国の自動車市場における日系車のさらなる成長に期待したい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)