近年、日本を訪れる中国人は増加しているが、日本で体験した「居酒屋」を中国でも楽しみたいというニーズが拡大しているようだ。事実、中国では日本の居酒屋風の飲食店が次々とオープンしていて、人気となっている。

 中国メディアの今日頭条は9日、日本の本物の居酒屋を紹介する記事を掲載し、「そこには隠されたルールがあった」と伝えている。

 まず記事は、多くの日本家屋では靴を脱いで屋内に入るが、日本の居酒屋でも、靴を脱いで入店する店があると紹介。中国人からしたら「足が臭かったらどうしよう」と不安になるようだが、記事は「日本人は礼儀正しいから、足が臭いことであなたを責めることはない」と紹介。また、「日本の家や店の設計は風通しが良く設計されているため、臭いがこもってしまうことはないから安心して良い」と伝えた。

 続けて、日本の居酒屋のルールとして、「入店後すぐ飲み物を注文する必要がある」こと、「未成年者を同伴して入店してはいけない」さらに「店員が跪いて注文を取る」ことを紹介している。これは語弊がある説明であり、必ずしもすぐに飲み物を注文する必要はない。単に多くの客が最初にビールなどのお酒を注文するだけのことだ。また、未成年者は酒を飲まなければ同伴は問題ない。

 一方、店員が跪いて注文を取るケースがあることには驚くようで、日本の「居酒屋」では椅子ではなく、直接床や畳の上に座ることが多く、店員が客と目線を会わせるために「跪く」ことによって、客に対する敬意を払うことになると紹介した。

 記事が紹介している事例とは逆に、中国にはお酒にまつわるマナーで日本人が驚くものも多く存在している。事あるごとに乾杯することや、持ち込みが自由だったり、先輩がグラスを持ちお酒を飲んだら目下の人たちもお酒を飲む必要があることなど、様々な暗黙のルールが存在している。中国人とお酒を飲む機会があれば覚えておきたい点だが、楽しく飲めればそれが一番だ。中国を訪れる機会があれば、中国に次々とオープンしている「日本風居酒屋」を訪れてみてはいかがだろうか。中国風にアレンジされた「居酒屋」を楽しむことができるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)