中国メディア・文匯網は15日、日本で誕生ブームを巻き起こした上野動物園のジャイアントパンダ・シャンシャンが、取り決めにより中国に戻されることに対して、日本のネットユーザーからシャンシャンを日本に留めるための「仰天プラン」が飛び出したとを伝えた。

 記事は、上野動物園で誕生したシャンシャンが今年2歳を迎えると紹介。取り決めによりレンタル期限内に国外で生まれたパンダは満2歳を迎えると中国に送ることになっており、シャンシャンを愛する日本の市民らが間もなくやってくるであろう別れを惜しんでいるとしたうえで、東京都の小池百合子知事が9日、シャンシャンの日本での飼育期間を延長できるよう中国側と交渉する考えを示したと伝えている。

 そして、「世界各国の人がパンダを愛しているが、パンダに対して熱狂的な愛着を見せるのは日本人ぐらいだろう」とし、2017年にシャンシャンが生まれた際には日本中が祝賀ムードに包まれ、初公開では一目その姿を見ようと長蛇の列ができて人数制限を行うほどだったと紹介した。

 記事は、シャンシャンが間もなく中国に送られるかもしれないという情報を知った日本のネットユーザーからは「せっかくたくさんお金を使って新しいパンダ舎を作ったのだから、延長してほしい」、「結婚相手を見つけてあげれば、日本にずっといてくれるかもしれない」など、シャンシャンにはぜひとも日本に残って欲しいという意見が多く寄せられたことにも言及した。

 また、あるネットユーザーからは、「是非シャンシャンの代わりに安倍晋三首相を中国に送って、シャンシャンには残ってもらおう」という提案まで飛び出したと伝えている。

 シャンシャンが2歳を迎えるまであと5カ月。取り決めどおり祖国である中国での生活に入るのか、それとも上野動物園の人気者としての日々を引き続き過ごすことになるのか。パンダを愛する日本の一般市民に加え、シャンシャンブームにあやかってきた上野動物園周辺の商業者たちも、嬉しい結果が出るのを待ち望んでいることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)