中国メディア・東方網は14日、日本の高校サッカー選手権の決勝に5万人を超える観衆が集まったのに対し、中国で行われたユースサッカー大会のスタンドには観客が誰もいなかったとする記事を掲載した。

 記事は、14日に埼玉スタジアム2002で行われた第97回全国高等学校サッカー選手権決勝で、青森山田が流経大柏に3-1と逆転勝ちして2年ぶりの優勝を勝ち取ったと紹介。「そして、決勝戦のスコアよりも中国のサッカーファンを震撼させたのは、間違いなく観衆の数だ。会場のスクリーンに表示されたリアルタイムの統計によれば、この試合を観戦しに5万4194人が集まったという」と伝えた。

 そのうえで、日本の高校サッカー人気は近年非常に高く、開会式でさえ多くの観衆が集まり、メディアの記者たちも忙しそうに報道をすると説明。中継の画面からは、カメラ席にずらりと並ぶ記者たちや、非常に息の合った応援を見ることができるとし「こんな高規格な運営が高校生のサッカーの試合で行われているというのは、本当に想像もできなかった。どうりで日本は長きにわたってアジアの舞台で強さを見せてきたわけだ」と評している。

 一方で記事は、昨年10月に行われた中国の全国U15ユース選手権決勝戦の様子を撮影した画像を紹介。「U15では全国で最も権威ある大会の、しかも決勝戦であるにもかかわらず、観客席には1人の観衆も見当たらない。選手、コーチ、審判のほかに会場内にいるのは役員やスタッフだけだ」とし、日本の高校サッカーとの注目度の差に「正直、冷や汗が出る」とした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)