世界観光機関がまとめた世界各国の外国人訪問客数によると、2017年にもっとも多くの外国人が訪れた国はフランスで、その数は8000万人を超えた。中国は世界4位で6000万人を超えており、数多くの世界遺産を持つ観光大国としての実力を見せつけた。一方、日本は2869万人にとどまり、中国と大きな差があったものの、近年は訪日外国人客数が急激に伸びている。

 中国メディアの捜狐はこのほど、中国の観光業は日本に負けているはずがないと主張する一方、高速道路のサービスエリアなどを比較してみると「中国の観光インフラが日本に完敗しているのは一目瞭然である」と論じる記事を掲載した。

 記事は、日本の観光業が発展を遂げていることは多くの中国人が認めるところであり、訪日外国人の増加は日本の観光業に莫大な利益をもたらしていると指摘。一方、中国も毎年数多くの外国人客を受け入れている観光大国であり、中国国内には日本に負けない観光資源が数多く存在すると指摘した。

 だが、中国の観光業と日本の観光業でサービス面を比較してみると「中国は明らかに劣っているのが分かる」と伝え、高速道路のサービスエリアを例に挙げ、「日本は客を引き付けるためには良質なサービスが必要であることを理解している」と強調。無料で温泉が楽しめたり、ご当地の美味しいグルメを楽しめたりなど、「わざわざサービスエリアに行きたくなるようなサービスを提供している」と指摘した。

 それに比べ、中国のサービスエリアといえば「食べるものはインスタントラーメンくらいしか売られていない」うえ、価格はボッタクリに近いほど高額だと強調。これは鉄道の駅などでも同様の現象が見られると伝え、中国の観光業のサービスは日本に学ぶべき点が数多く存在すると指摘し、「中国は謙虚な気持ちで学び続ける必要がある」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)