中国メディア・東方網は10日、「日本の東京はファッションや流行に満ちているだけでなく、昔ながらの素朴な場所も多く残されているのでみんなが行きたがる」とする記事を掲載した。

 記事は、「東京が流行の発信地であることはみんな知っているだろう。しかし、そんな現代都市の東京でも、中を覗いてみると旧跡や、美しい建築が残っているのだ」とした。そのうえで、中国人観光客には特に桜の見どころとしてよく知られている上野公園について紹介している。

 上野公園の桜の花が特に中国人に有名な理由として記事は「小学校の国語の教科書に、魯迅が書いた上野の花についての話が載っていたのだ。まさにこのために、われわれは東京に上野公園という場所があることを知っているのだ」と説明した。そして、同公園には桜の木だけではなく、歴史や文化を大いに感じさせる施設や景観がたくさんあることを紹介し、「まるで宝の倉庫のような場所なのだ」と伝えた。

 そのうえで、広大な面積を持つ公園の中には動物園や植物園のほかに美術館、博物館なども存在すると紹介。動物園では数百種もの動物が飼育されており、不忍池には大量の水鳥や渡り鳥が生息しており、池のほとりには小さな水族館もあって多くの水生生物を見ることができるとした。記事が、「水族館」と紹介したのは、かつては上野動物園水族館として親しまれていた、現在の両生爬虫類館のことである。

 さらに記事は、「みんな非常に驚くのだが、上野公園内には博物館があって、科学技術の建築と文化が巧妙に融合されているのである。こういった文化施設からは、子どもたちに早い段階から様々な知識を持ってもらおうとする日本の行政の姿勢を感じることができるのだ」と伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)