中国では「小日本」という日本に対する蔑称が存在する。この蔑称の由来には諸説あるが、中国語で「小」という言葉は使い方によっては侮蔑の意味を持つため、「小日本」という言葉は「取るに足らない日本」という意味合いになる。

 この「小」という漢字のためか、中国人のなかには「日本は実際に非常に小さい国」だと誤認している人は少なくないようだが、中国メディアの一点資訊はこのほど、中国人は日本について「小さい国」と勘違いしていると指摘する一方、日本について良く知れば「まったく小さい国でないことがわかるはずだ」と論じる記事を掲載した。

 記事は、日本はユーラシア大陸の端に存在する島国であり、中国人からすると「中国」と「ロシア」という2つの国と比較してしまうため、「日本はどうしても小さな国に見える」と指摘。だが、日本の国土面積や人口を他の国と比較してみれば、日本が小国ではないことがはっきりと分かるだろうと論じた。

 たとえば、日本の国土は北海道から鹿児島まで、直線距離で約1900キロメートルに達し、中国で言えば内モンゴル自治区から雲南省までの距離に相当すると指摘。国土面積は雲南省ほどしかないが、英国やドイツより大きく、人口や経済規模で見ても欧州の国より大きいのが日本であると指摘した。

 さらに、特筆すべきは、「日本は島国で、海洋国家であるということだ」とし、日本の領海と排他的経済水域は非常に広大であり、その規模は世界6位に達すると指摘。しかも、日本は発達した経済と工業力を持っているとし、「日本のどこが小国なのか」と疑問を投げかけ、小日本という言葉は中国人の正しい日本観を誤らせるものであると指摘している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)