中国メディア・東方網は4日、「各国の最長寿記録を見た後で、中国の最長寿記録を見たら、言葉を失った」とする記事を掲載した。

 記事は、「科学技術の進歩、医学の発達により、100歳を超えるお年寄りはもはや珍しい存在ではなくなり、ますます多くの人が100歳まで生きるようになった」としたうえで、世界各国における最高齢者の年齢を紹介。日本を含めてほぼ110歳代が各国における最高齢者の水準になっており、インドでは140歳近くまで生きた人がいるという話があることも伝えている。

 そのうえで「見て言葉を失った」という中国人の最高齢記録について言及。清の時代から中華民国期に生きた李清雲という人物で、256歳まで生きたという記録が残されていると紹介した。

 記事によれば、李清雲は1677年に生まれ、1933年に死去したという。中国伝統医学の学者で、100歳を迎えた1777年には研究の功績が称えられ時の王朝から奨励を受けたほか、200歳になっても講義をおこなって後進の指導に当たっていたと記事は伝えている。

 256歳という歳を聞いただけで信じる気をなくしそうな、非常に現実離れした話だが、記事も「人体の生理学上、成長した臓器は加齢とともに徐々に衰え、新陳代謝も緩やかになり、ある臨界点を迎えると人間は自然と死を迎える」として、多くの学者が「256歳長寿説」を否定していることを紹介。その一方で、「1930年に成都大学の教授が李清雲の『出生証明』を発見し、そこには出生年が1677年で、清朝政府が1827年に生誕150年の記念式典を催したとの記載があった」とし、一般常識の領域を飛び越えている長寿記録の「証拠」の存在を併せて伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)