日本を訪れる中国人観光客の増加によって、リアルな日本人の生活が中国に伝えられるようになった。経済成長に伴い大きな生活の変化が生じている中国人にとって、日本は単なる旅行先を超えていて、日本人の生活スタイルについても興味の対象となりつつあるようだ。中国メディアの今日頭条は4日、日本で生活する中国人が「日本での生活について率直な感想」を語った記事を掲載した。

 この中国人は、「日本人の生活に存在する3つの特徴」として「安定、秩序、慣性」を指摘した。この3つは中国とは全く対照的な特徴でもあり、日本での生活のあらゆる面でその違いを感じるようである。

 まず、「安定」については、たとえば買い物に出かければ「売り場の陳列は非常に整然としていて、商品の規格が安定しているので靴のサイズもメーカーによって異なるというコトはない」と主張した。この点、中国では必ず試着をする必要があり、往々にして表記されているサイズが自分に合わないことがあるという。

 他にも日本で見られる安定性はどの地域でも見られるものなので、特定の場所に限らず自分が生活しているエリアのなかに、品揃えの良い店や美味しい飲食店があり、必然的に「日本の人々の生活水準は安定している」と指摘した。

 また、「秩序」については、上下関係や他人との距離といった暗黙の領域にも明確な秩序が保たれているので、周囲に迷惑を掛けることを避ける意識が非常に強いと感じるようだ。更に「慣性」ついては、毎年流行するものの移り変わりはあっても、「街並みは数十年と変化を見せず、部屋の家具や店の包装紙に至るまで全く変化しないものが多い」と指摘した。

 中国では、急激な経済発展や街の開発によって人々の生活スタイルや環境は目まぐるしく変化している。また、もともと13億人を超える中国人はにぎやかなものを好み、活気に溢れるゆえに、物事の処理の仕方や考え方も日本人とは大きく異なる。それゆえ中国の生活は「変化、活力、革新」という日本とは別の特徴があると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)