東京五輪の開催もいよいよ来年となり、海外から訪れる大勢の旅行客を受け入れるための準備が進められている。中国メディアの快資迅は2日、日本の高級ホテルについて紹介し、「日本人の徹底して余すところのない究極のもてなし」が提供されていると驚きを示す記事を掲載した。

 記事は、中国人の多くは日本人の気質について「何事も細部までおろそかにせず、何事も追求して極めようとする」気質であると認識していると紹介する一方、日本の高級ホテルは「まさにその精神を体現している」と指摘した。

 何処まで細かな気配りがされているのかと言えば、たとえば「ドアマンは常にお金を所持していて、海外からのゲストが日本円を持っていなかったり、タクシードライバーがつり銭がない時に対応できるようにしている」と説明。どんな小さなことでもゲストを煩わせることを徹底して排除し、満足につながる心配りがされていると称賛した。

 他にも、客室に残されたごみ箱の中身も一定期間は保管し、「万が一大切な書類が残されている可能性」まで配慮していると紹介した。こうした心配りは必ずしも毎回必要とされるものではないとしても、1人でも「助かった」と感じる客のために行われ続けているのだと指摘した。

 中国で急速に成長するサービスの分野と言えば、非現金決済やアプリなどスマートフォンを中心とした分野であり、こうした点では日本のはるか先を進んでいると言えるだろう。日本と中国では人びとのニーズが大きく異なるゆえに、社会が重視する分野も大きく異なるが、日本を訪れる中国人観光客の多くが日本のサービスを体験して、「まるで神になったかのような気持ちになる」と驚きを表すように、日本の「もてなし」が「中国では体験できないもの」として中国人を魅了しているのも確かだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)