和食をはじめ、日本には世界に誇る食べ物が多くあるが、日本人の食習慣の特徴の1つは、「冷たいものを食べる」ことだという。中国メディアの今日頭条は4日、「日本人はなぜ冷や飯が好きなのか」と題する記事を掲載した。理由を知ると日本と中国との格差を感じるそうだ。

 記事はまず、中国の食習慣について、「食べ物は熱して食べる」のが当然のことになっていると紹介。子どものころから「加熱しないとお腹を壊す」と言われて育っているので、前日の残りものを食べる時でも温めるのは当然になっているという。そのため、日本人が冷めたいものを食べ、そのうえお腹も壊さないというのは考えられないようだ。記事はその理由を3つ紹介している。

 その1つが「生活習慣」だ。日本には寿司やおむすびなど冷めても美味しい日本食があるため、温め直さずに食べる習慣が定着したと分析した。2つ目の理由は「マナー」にあるという。昼食時に会社で温めて食べればにおいが広がり、同僚の食事や休息の妨げになるので、あえて冷たいまま食べているとしている。

 最後には、「食品の安全」が確保されていることを指摘。家の中も公共の場所もきれいな日本では、蛇口から出た水がそのまま飲めるほどで、食品も汚染されていないので、加熱しなくてもお腹を壊すことはないからだと論じた。中国人にとって、食品を加熱することは殺菌の意味も兼ねており、つまりそれだけ衛生的ではないといえるだろう。記事は、日本と中国との違いには「食品の安全性」の差が表れており、この点で中国は頑張らなければいけないと訴えている。

 食品の衛生に関しては、実際に日中の差はまだまだ大きいと言っていいだろう。中国では生たまごや生野菜を安心して食べられないことからもそれが分かる。生のままでも、冷たいままでも食べられる日本では、食の安全が守られていると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)