工作機械は「機械を作るための機械」であることから「マザーマシン」とも呼ばれている。日本は工作機械の分野で世界的に大きなシェアを獲得しており、中国でも日本の工作機械が広く使用されている。

 中国メディアの一点資訊はこのほど、日本やドイツの企業が製造した工作機械は「長年使用しても、加工や工作の精度が落ちない」と伝え、どうすればこれだけ質の高い機械を生産できるのだろうかと疑問を投げかけている。

 記事は、中国産の工作機械も「精度や安定性で大きな進歩を遂げた」と指摘する一方、中国産の工作機械は最低限のニーズは満たすことができても、一定期間使用すると「精度が低下してしまう」と指摘し、日本やドイツの工作機械のような安定感はないと強調した。

 続けて、日本の工作機械が「ずっと高い精度を保ち続けることができる理由」として、工作機械の「設計」を挙げた。「精度を左右するのは設計であり、日本の工作機械は外観からは分からない凄さが詰まっている」と主張し、使いやすさ、故障のしにくさ、そして長期にわたって高い精度を保ち続けられるのは全て「優れた設計があってこそ」だと論じた。

 さらに、正しい設計の工作機械を正しく組み立てるための「部品の製造能力」も重要であるとし、これは金属の鋳造や加工能力と大きな関わりがあると指摘。中国の場合は「価格が安く、使い物になれば良い」という考えがはびこっているが、日本の場合はこうした曖昧さがないために、正しい設計の工作機械を正しく実現できるのだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)