近年、急激な勢いで経済が発展し、中国人の生活は日進月歩で便利で快適なものになっている。だが、中国より先に経済が発展し、社会福祉も充実した日本のことを羨ましく思っている中国人は多いという。中国メディアの今日頭条はこのほど、「家も車も購入しない日本人が羨ましいと思えるか?」と読者に問いかける記事を掲載した。

 記事は、多くの中国人は日本人の生活ぶりを「羨ましいと思っている」としながらも、実際の日本では多くの人が家を購入できず、賃借していると主張し、日本人が土地や家を購入しないため、日本経済は成長できないのだと主張した。一方、中国の不動産市場は、多くの人が不動産を購入するため経済も回るのだと論じた。

 続けて「車」についても記事は、今のところ日本車は世界で受け入れられているが、日本では消費者が車を購入しなくなっていて、購入したとしても小型車であると主張。一方、中国には非常に巨大な自動車市場があり、3-5年で新しい車に買い換える人が多く、近い将来には中国車が日本車の持っている世界の市場を奪うことになるだろうと強調した。

 結論として記事は、家や車に限らず、人が消費することによって経済は活性化され、発展していくと伝え、現在の日本経済は消費が減退しているからこそ衰退の方向に進んでいると分析し、「家も車も購入しない日本人が羨ましいと思うのは間違っている」と主張した。

 これに対して中国のネットユーザーからは、「日本人はお金が無いから家や車を購入しないのではなくて、生活に必要ないから購入しないのだ」といった意見が寄せられていた。だが、人々が消費することによって経済が活性化していくことは事実であり、日本は消費の活性化を図っていく必要があるだろう。一方、買い物好きな中国人は言われなくても消費する傾向にある。中国経済が凄まじい勢いで成長している背後には、中国人の旺盛な消費意欲が関係しているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)