日本に設置されている自動販売機(自販機)の数は、国土面積や人口比で見ると世界最多だという。また、自販機で多種多様な商品が販売されていることは、日本に訪れる中国人観光客を驚かせている。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本の自販機がどれほど進化しているか」を中国人に向けて紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本の街にはあらゆる場所に自販機があるだけでなく、「ありとあらゆる商品が売られ、まるで24時間営業のコンビニのようだ」と驚きを見せた。それも、1カ所に1台ではなく何台も並んで置かれている様は、特に中国人の注意を引き付けるようだ。

 中国でも数年前から空港などに自販機が設置されているのをたまに見かけるようになった。しかし、日本のように会社や商店が独自に設置してはいないため、その数は非常に少なく感じる。

 自販機というと、一般的には飲料が主に販売されているのは中国でも同じだが、記事は「飲料の販売機には日本人独特の細かさが表れている」と指摘。たとえば、コーヒーも豆から挽いた入れたてのドリップコーヒーを販売する自販機があることを紹介。種類も豊富なだけでなく、「自分の飲むコーヒーが誕生する過程をモニターで見ることができる」こと、さらにミルクや砂糖の量も好みに設定できると説明した。また、日本の自販機の進化はそこで止まることなく、「ラテアートが出来る自販機まで登場した」と、その飛躍ぶりに驚きを示した。

 さらに、日本には「ご当地レトルトカレー」や「各地の名水」、「おでん缶」、「SIMカード」、「印鑑」などの珍しい自販機もあることを設置場所と共に紹介。そして日本に多種多様な自販機がある理由として、「日本人は1つの事を、これ以上細かくできないまで細分化する性質があるため」と主張し、だからこそ日本では中国では見られない一風変わった自販機が存在するのだと主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)