日本最南端の島である「沖ノ鳥島」は、日本にとって非常に大きな価値を持つ島だ。東京都産業労働局によれば、沖ノ鳥島は日本の国土面積を上回る約40万平方キロメートルもの排他的経済水域を持ち、日本の国土保全上、極めて重要な存在だ。

 一方、中国は沖ノ鳥島について「国連海洋法条約上の島」ではなく、「岩礁」であると主張している。中国メディアの一点資訊はこのほど、日本人が「沖ノ鳥島」と呼んでいるのは明らかに「岩礁」であり、「領土」に組み入れられるものではないにもかかわらず、日本は不当に他国船の航行や調査を妨害していると主張する記事を掲載した。

 記事は、沖ノ鳥島は岩礁であると主張したうえで、「岩礁を島だと主張する点から、日本の領土拡張に対する野心が見て取れる」とし、沖ノ鳥島の存在による排他的経済水域も「島でない以上は存在し得ないもの」だと主張した。

 続けて、日本は排他的経済水域について定めた条約「海洋法に関する国際連合条約」を批准していることから、何をもって島とし、何をもって岩礁とするか「明白に理解しているはず」だとし、それでも日本はなぜ岩礁であるはずの「沖ノ鳥岩礁」を島だと強弁しているのかと疑問を投げかけ、それは「陸地の拡張が難しくなったため、領海を拡張しよううという野心のためだ」と主張した。

 さらに、日本がもし沖ノ鳥島を「岩礁」と認めてしまえば、国土面積を上回る約40万平方キロメートルもの排他的経済水域を失ってしまうことを意味するとし、だからこそ日本は岩礁を島だと言い張るのだと主張。日本は沖ノ鳥島に消波ブロックを設置したり、コンクリートで護岸工事を行なっているが、世界の誰が見ても「島には見えない」はずだとしたほか、日本は人工島を作る実力もないのだろうと主張し、「沖ノ鳥という岩礁をめぐる国際法上の駆け引きは今後も続くはずだ」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)