中国メディア・東方網は3日、最新の卓球世界ランキングで、日本人選手が男女それぞれ3人トップ10入りしたことについて「今回は本当にオオカミがやって来たかもしれない」と報じた。

 記事は、「日本選手の急速な成長に伴い、中国の卓球界はますます厳しい状況に直面している。先月のグランドファイナルで女子は金メダル1枚に終わったのが、一番の証明だ」としたうえで、国際卓球連盟が発表した最新の世界ランキングで、男子シングルスと女子シングルス双方のトップ10に日本人選手が3人ずつ入ったことを紹介した。

 そして、男子シングルスでは中国の樊振東選手が1位、許キン選手が2位を保つ一方で、グランドファイナルで林高遠選手を破って優勝した日本の張本智和選手が3位に躍進したと紹介。敗れた林選手はランクこそ4位だが、「外国人選手に弱い」というイメージが定着してしまっていると評した。また、日本人選手では丹羽孝希選手が9位、水谷隼選手が10位に入ったとし、負傷による欠場が目立った馬龍選手がトップ10から陥落して12位まで落ちたとしている。

 女子では中国勢が依然として強い勢力を保っており、14か月ぶりに首位に返り咲いた丁寧選手を筆頭に、トップ5に4人の中国人選手が入ったと紹介。一方で、日本勢では石川佳純選手が3位に入ったほか、伊藤美誠が7位選手、平野美宇選手が9位にそれぞれランクインしたことを伝えた。

 年が変わって2019年に入り、いよいよ2020年の東京五輪が「来年」に迫った。東京五輪での栄冠をめぐる、日中両国の卓球競技の争いは、ますます熱を帯びてくることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)