中国メディア・東方網は12月30日、日本のコンビニエンスストアで中国語でのみ書かれた注意書きを見た中国人が不満を覚えたとする記事を掲載した。

 記事は、日本を訪れる外国人観光客のなかで中国人が大きな比重を占めていると紹介する一方で、中国人観光客の増加に伴い観光客と日本の市民や商店との間でトラブルが発生するケースも増えているとした。そのうえで、近ごろ神奈川県のとあるコンビニエンスストアの入口に、中国語だけで書かれた5項目の注意書きが掲示されたと伝えた。

 注意書きの画像を見ると、「ほかの客の迷惑になるので、店内では大声で話さない」、「店内では飲食をしない」、「会計の際はレジの前にちゃんと並ぶ」、「会計が済んだ商品は、いかなる理由でも返品できない」、「肉まんやホットスナック、おでんを買う場合は、レジで店員に注文すること」などといった注意が書かれている。

 記事は、この注意書きを見た中国人女性観光客が非常に不満を覚え、中国のネット上で「告発」を行ったと紹介。中国のネットユーザーの反応は賛否両論に分かれ、店の措置に理解を示すユーザーがいる一方で、「日本に行ったとき、大声で騒いでいたのはみんな日本の女子だった」として、中国人だけがモラルや配慮に欠ける行為をしているわけではないと主張するユーザーも見られたことを伝えた。

 書かれていることは日本でコンビニを利用するうえで確かに守ったほうがいいルールであり、その内容自体に大きな問題はない。ただ、この中国人女性が引っ掛かったのは、中国語だけで、しかも、「中国人のみなさん」と書かれていたことのようである。日本人だって、ほかの外国人だって、と思う気持ちも分からなくないが、店側としても実際に頭を痛めているからこのような注意書きを出したのだろう。ただ、その書き方についてはある程度配慮をしたほうが良さそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)