日本に留学している外国人学生のうち、約4割が中国からの学生だ。こうした学生たちが日本で学ぶことは様々だが、中国メディアの捜狐はこのほど、日本人の「勤労」や「サービス」、そして、「信頼」に関する意識や精神を学ぶだけでも日本に留学する価値があると論じる記事を掲載した。

 記事は、日本はアジアの先進国であり、中国人にとって日本の先進的な技術や経験を学ぶことは大きな価値があると指摘しつつも、「知識しか学ばないのであれば、その留学は成功とは言えない」とし、重要なのは日本人の精神や意識を学ぶことだと主張。日本が成功を収めることができた要因を学び取り、自らを高めることこそ留学の本質であると強調した。

 続けて、日本留学で学ぶべき「日本人の精神や意識」について、まず1つ目に勤労意識を挙げ、日本人は普段の仕事のなかで遅刻をすることはほとんどないと指摘。すべてのスケジュールが時間どおりに行われ、仕事が終わらなければ残業も厭わないとし、これは日本人の勤労精神を示す事例であると論じた。

 続けて、日本で学ぶべき精神の2つ目として「サービス精神」を挙げた。たとえば新幹線には「すべての座席にトイレやゴミ箱の位置が明示してある」と伝え、これは利用客の立場になって物事を考え、利用客の立場でサービスを提供できている証であることを指摘。また、買い物をする時もやはり気配りのあるサービスを受けることができると紹介し、こうしたサービスは日本の付加価値になっていると論じた。

 また3つ目として「信頼」や「信用」を大切にする精神を挙げ、日本では何をするにしても「他人を警戒する必要がない」と指摘。落し物をしても手元に返ってくる可能性が高いことは、日本人が自分自身の信頼や信用を大切にしていて、ネコババする人がいないためであることを強調し、日本に留学するならばこうした日本人の精神や意識も学んでこそ「留学が成功した」と言えると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)