日本では年末年始で賑わっているが、中国では旧暦に基づいて新年を祝う習慣があり、中国人にとっての新年は2019年2月5日だ。恐らく19年も春節(旧正月)の休暇を利用して多くの中国人が日本を訪れることになるだろう。中国メディアの快資迅は24日、「日本を訪れる際に注意すべき、中国人が日ごろからよくしている3つの習慣」を指摘する記事を掲載した。

 郷に入っては郷に従えという言葉はもともと中国から伝わった言葉だ。日本の習慣を事前に知らないと「中国人が習慣としていることが逆に、日本ではマナー違反になってしまう」だろう。

 記事が挙げた習慣の1つ目は「食べながら道を歩くこと」だ。これは中国では普通のことで、「朝食は通勤の道中に買って食べながら出社する」ように、多くの人の習慣になっていると主張した。中国の朝は街角に朝食専門の露店があって、豆乳や肉まん、ネギの薄焼き、油条という揚げ麩のようなものなど、簡単に食べられる朝食が売られている。しかし、日本では「食べながら歩くことは不作法と見られる」こと、また「食べ物を落としたり、ゴミのポイ捨ては許されない」と説明した。

 2つ目は「買い物の際に値切ること」だ。中国では価格がはっきりと明示されていない場合が多いため、買い物の際はまず値段を尋ねる必要がある。売り手の言い値が妥当であれば良いが、あっさり買うと損をする可能性があるので、値引き交渉をして探り、満足する価格で購入することが習慣になっている。地域によっても異なるが、値切りが習慣になっている中国では、売り手も最初に元値を高めに言うので値段交渉に気を悪くすることは無い。しかし、日本は最初から妥当な価格が明示されているので、「値引きを要求すると店主は商品の不備を指摘されたように感じ、気を悪くする」と説明した。

 3つ目は「写真を撮ること」で、景色や人を撮るのは旅行の楽しみといえるが、「注意しないと他人を不快にさせる行動となってしまう」と指摘。日本では他人や他人の物を許可なく撮影するとトラブルになる可能性があるため、どうしても写真を撮影したい場合はひと声尋ねてみるのが無難かもしれない。

 中国人の多くが日本に関心を抱き、訪日するようになったが、旅行の際は日本のマナーを理解しようとしていることは嬉しい変化だといえるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)