日本は中国と比較しても地震の発生回数が非常に多く、自然災害も多い国だと言えるだろう。中国メディアの今日頭条は25日、中国人からすると日本では頻繁に地震などの災害が発生しているのに、「なぜ日本人は災害に対して落ち着いた対応が出来るのか」と問いかける記事を掲載した。

 日本で発生する災害とその被害は、中国メディアでも報道されるので中国人の多くが知るところとなっている。こうした災害のニュースは中国人に衝撃を与えるものの、それが防災意識につながるまでには至っていない。なぜなら、中国でも大きな地震は発生するものの、あくまでも限られた地域でしか発生しないゆえに、地震を1度も体験したことのない人もいて防災意識を持っている人は非常に少ない。

 記事は、これまで日本では多くの地震が発生し、なかには大量の死者が出た災害も幾度となくあったと紹介。さらには津波や台風、また火山の噴火にも見舞われているゆえに、「日本人は災害に対して強い危機意識を持っていて、1人1人が防災意識を持っている」と指摘した。

 そして、「災害が生じた際にどのように行動したらよいかという知識を持っているだけでなく、各家庭では防災グッズを準備している」ので、日本人は災害の際に落ち着いた対応が出来るのだと主張した。

 中国人の家庭では、災害に備えて防災グッズを準備するという考え方が浸透していないので、「日本人は一体どんなものを用意しているのか」すら見当が付かないようだ。緊急時のための物なので、「とっさに持ち出すことのできる量で、かつ必要となるものが選び抜かれている」ことは、避難経験がないとなかなか想像するのも難しいだろう。

 記事は、日本人の家庭や職場で準備されている防災グッズの中身を紹介したうえで「日本人はこのような防災グッズがあるから、緊急時に落ち着いた対応が出来るのだ」と主張。中国人も家庭で同じような防災グッズを用意し、防災意識を高めた方がよいのではと喚起している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)