中国メディア・東方網は12月30日、サッカー・ワールドカップロシア大会日本代表のDF昌子源選手が鹿島アントラーズから仏1部トゥールーズに移籍することが決まり、「欧州5大サッカーリーグに所属する日本人選手はすでに15人になった」と報じた。

 記事は、同29日に鹿島が昌子選手のトゥールーズ移籍を発表したことを紹介。移籍金は300万ユーロだとした。そして、26歳の昌子選手について、2011年に鹿島に入団して以降Jリーグに157試合、アジアチャンピオンズリーグに22試合出場したほか、日本代表としてもW杯ロシア大会をはじめ15試合に出ていると伝えた。

 また、「W杯ロシア大会の決勝トーナメント1回戦のベルギー戦では、日本代表の先発11人のうち昌子選手だけが欧州組ではなかった」としたほか、この試合で日本にとって悪夢の失点を喫した後半ロスタイム、ベルギーのカウンター攻撃を必死に追いかけるも届かなかったのが昌子選手であり、試合後には地面にひざまずいて涙を流したと紹介している。

 さらに、中国のサッカーファンにとっても昌子選手は決して見知らぬ顔ではないとし、2017年末に行われた東アジアカップの中国戦では、日本代表として初得点となるミドルシュートを決めたと伝えたほか、アジアチャンピオンズリーグでも中国のクラブと何度も戦っており、今季は守備の要として鹿島を優勝に導く活躍を見せたとした。

 記事は、「統計によれば、18/19シーズンは200人あまりの日本人選手が海外でプレーしている。そのうち、スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランスの欧州5大リーグに所属する選手は14人で、アジアトップだった。昌子がフランス1部に移籍することで、その数は15人に到達することになる」と紹介。一方で、中国人選手ではFW張玉寧選手がオランダ1部のハーグに所属するのみで、しかも出場機会がなかなか得られない状況であると指摘。「中国と日本のサッカーにおける差は火を見るよりも明らかだ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)