日本人はまじめで礼儀正しいと海外での評判は上々だ。しかし、中国人からすると「間が抜けている」と感じることが多いという。中国メディアの今日頭条は27日、「間が抜けているように見える日本人の行動」と題する記事を掲載した。

 日本人のどんな行動が「間が抜けている」ように見えるのだろうか。記事はまず、「新幹線に乗ると、隣の席に荷物を置かない」と指摘した。例えば3つの荷物を持っている場合、1つを吊り棚に置き、残りを足元と膝の上に置くが、隣に人がいなくても席に置かないため「間が抜けている」ように見えるのだという。これは他人に迷惑をかけない日本流の礼儀であり、日本人からすると他人の席に遠慮なく荷物を置く中国人の習慣を自分勝手に感じていら立つものだが、中国人からするとこれが「愚か」に見えるようだ。

 記事は続けて、「観光地で清掃員でもないのに他人のごみを拾う人がいること」を挙げた。中国ではごみは清掃員が拾うべきものとの意識があり、自分の家でもない場所でボランティアとしてごみを拾うなんて信じられないのだろう。さらに、「トイレに入る時、日本では荷物を席に置いたままにしてしまう」ほど、他人を信用している人が多いことを紹介。中国では貴重品を常にそばに置いていても気を抜くと盗まれていることがあるため、荷物を席に置いたままトイレへ行くなど考えられないことなのだろう。

 また、「不用品を無料であげる」習慣や、まじめにこつこつ働くことを奨励する「器用貧乏」という考え方はいずれも「間が抜けているように見える」と紹介した。

 このように見てみると、記事が指摘する「間が抜けているように見える日本人」の例は、どれも皮肉を込めて中国のマナーの悪さを指摘しているようだ。記事の言う「間が抜けているように見える行動」を真に受ける中国人が減ってきているならば、中国もマナー改善の兆しがあるといえるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)