現在の中国では韓流の人気となっている。中国で一定の知名度を持つ日本人歌手やグループもあるが、近年の日本からはアジアに大きな影響を与える歌手やグループが輩出されていないことに疑問を抱く中国人がいるようだ。

 中国メディアの新京報は26日、「近年の日本からアジア諸国に大きな影響を与える歌手が登場しないのはなぜか」と疑問を投げかける記事を掲載し、日本の歌謡界について分析している。

 記事はまず、中国をはじめ、アジアで広く知られる日本の歌手として安室奈美恵さんや宇多田ヒカルさん、浜崎あゆみさんの名前を挙げる一方で、彼女たちに続いてアジアに影響を及ぼすことができる歌手やグループが日本から登場していないと主張した。

 その原因について、「中国や韓国の歌謡界が急激に発展してきた」ことが理由として考えられると分析。また、近年の日本ではアイドルという独特の存在が音楽界を席巻しているが、あくまでも日本のファンだけを対象に活動しているため、アジアの市場で活躍できないと論じた。

 記事では近年の日本の音楽が中国を含めたアジアに大きな影響を与えていないと主張しているが、確かに1990年代から2000年代初頭にかけては中国でも日本の歌手のCDやポスターが売られてる光景を目にすることができた。だが、近年は韓国人歌手や韓流スターが中国で人気となっており、アジアに影響を与える歌手やグループは韓国から輩出されるのが近年の傾向だと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)